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今週の欠格公務員ランキング 2006.07.30掲載分
先週の第１回目のランキング、すっごい大反響でした。 公務員の皆さまからは、相変わらず、「マスコミの風評に乗って、何が楽しい」 みたいな、根拠の無いクレームの山でしたが、その他の読者さまからは「無関心 になってしまうのが、何より怖い。こんな風に取りあげてもらえるのは、とても 良いことだ。」というような、励ましのメールがいっぱい届きました。 感謝感謝です！ さて、第２回目のランキングですが。今週も、教員や警官の犯罪が多く取り上げ られていましたが、やっぱり最大の関心ごとは、牛肉の輸入再開と消費税問題。 この２点に関わった公務員がワースト３です。 第３位 牛肉輸入再開に関わった厚労省の担当者全員。 第２位 牛肉輸入再開に関わった農水省の担当者全員。 どちらも、国民の命と健康を守るつもりは無いみたいです。 それが、あんた達の仕事じゃないの！って。 で、農水省の方が罪が重いのは、品質表示（特に生産地表示）についての立法に 横やりを入れて、今国会で成立できなくしたこと。 これにより、加工肉（味付けしたものや、ミンチなんか）は今まで通り、生産地 を明記しなくても良くなったのです。 食べる食べないは、やっぱり総理の言う通り、自己責任だと思います。 だから、それを判断できるように、全ての牛肉、牛肉加工品の元々の生産地は明 記すべきなのは、当たり前でしょう！ 牛丼のチェーンだか、アメリカの業者だかの、圧力に負けてどうする！ 多分、日本の過半数の消費者は怖くてアメリカ産牛肉はどんなに安くても、食べ ない（買わない）と思われます。で、ミンチや味付け肉の本来の生産地が解らな いなら、そういうもの全ての購買意欲が減退して、日本の牛肉消費は激減してし まう可能性も大きいはず。そう、本当はアメリカ産じゃなくても、解らないから、 買えないことになっちゃいますよね？ 安全には手間とお金がかかるのは当然。もう、多くの日本人が気づいています。 いくら安価とはいえ、手抜き検査で命を危険にさらすものを、うっかり口にして しまうような環境を作った罪は、あまりにも重い。 命と健康より大切なものなんか、ないのです。それがモラルってもんです。 農水省、厚労省には、モラルを持ってる人間は１人もいなかったってことなのです。 第１位 谷垣財務大臣。 この人に関してはマスコミと、みんとのとらえ方は異なります。 10％の消費税が財政再建の最重要ツールであるとするに至った根拠が問題なのです。 小泉政権が発足してから、5年で、結局、国家公務員に対しての税金からの給料の 支出は減っていません。増えています。人員こそ、郵政省の公社化等で減ってはい ますが、その給料は増えている場合が多く、源泉はいまだに税金なのです。 必要の無い、ムダな公務員の存在はそれこそ、連日のごとく報道されています。 それどころか、破綻した夕張のように、破綻寸前に過去最高の賞与が支給されたり 給与以外に、とんでもない手当が至急されていたり、ヤミ給与、ヤミ退職金、ヤミ 賞与など、次から次へと公務員に対しての過剰な税金の投与が明らかになってきて います。 谷垣財務大臣は財務のトップとして、こういった不正でムダな支出を管理する立場 でありながら、大臣在任中は、何もしなかった。 で、あげくの果てが、いきなりの消費税倍増計画です。 ふざけるな！バカやろう！！！です。 まずは、徹底的な歳出の削減です。公務員の極限までのリストラと、公共事業の極限 までの削減が行われてからの、話です。 そうでなければ、もっとも重要な直間比率の論争ができません。 いまのまま10％に増やしても、寄生虫公務員達に、良いように使われてしまうだけ。 最初に財源有りきでは、必ず失敗するのは歴史が証明しています。 その上、村上ファンドの村上さんや、ハリーポッターの松岡さんが話題になったよう に、歳入の大部分を占める高額所得者が、あまりの増税のためにどんどん国外に移住 していっているのです。数パーセントの高額所得者が、歳入の半分以上をまかなって いるのに、その数パーセントの高額所得者がどんどん国外に移住してしまえば、例え 消費性を100％にしたところで、歳入が追いつくわけがありません。 そして、そういったこと全てを管理できる位置にいた谷垣財務大臣こそ、その歪んだ 税制の責任を取る立場であるはずなのに、さらに追い打ちをかける、『まず財源確保 発言』。これは、国を滅ぼす最悪の方策です。 あんたは、財務省の役人達の犬なのかって。 この人が、総理総裁候補って？冗談はやめてくださいなって。 第２回目のランキングはいかがだったでしょうか。 ご意見等、お待ちいたしております。 今週の総括ですが、牛肉問題も、消費税問題も、透かして見えるのは公務員達の 利権です。私利私欲を肥やすための公務活動には、もううんざりです。 そのために、あたし達国民の命や健康を危険にさらされるのも、もうたくさん。 次の総理には、どうか、この公務員達の暴走を制圧してほしいと切に願います。 2006.07.30掲載分
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